ダイオキシンが発生しない理由は?
磁気熱分解装置MG22での処理では、ダイオキシンが発生しません。
その理由は、簡単です。
「燃焼」ではなく、「熱分解」しているからです。
燃焼とは、有機物自体が燃えて、炎が出る状態ですが、熱分解は分子レベルで原子から分子が奪われて有機物が分解しているのです。
当然、上昇気流も発生しないため、外部に飛散しないのです。
タイヤなどのゴム系有機物は、通常燃やすと黒鉛が出ますが、MG22で処理すると煙も匂いも発生しません。
全て、処理装置及び排ガス処理スクラバーの中で処理が完結します。
タイヤを処理する場合には、裁断機でチップ上に細かくして投入した方が分解の効率が良いです。
処理後の残渣物には、タイヤ内のワイヤー(金属)、ガラス繊維(ガラス)が残ります。