MG22Eh炭化水素油処理装置とは?

MG22Eh 磁気熱分解装置 磁気熱分解炉

磁気熱分解の際に必ず「炭化水素油」(木酢液)が生成されます。
ホームセンターやネットショップで普通に購入できるものですが、必要としない方には全くいらないものです。

MG22Ehから得られたばかりの炭化水素油には、多くのタールも含んでおり、一定期間置くことでタールが沈殿して濁りが無くなった状態の上水部分を一般的な「木酢液」と同様の使い方ができます。

MG22Eh炭化水素油処理装置の働き

炭化水素油処理装置は、不要な「炭化水素油」の処分という側面もありますが、実はリアクターから排気される排気ガスの熱を使い、炭化水素油を蒸発させその気体を再度リアクターに取り込み排気ガスの浄化に再利用するという機能が重要なのです。

磁気熱分解では、ある程度の炭化水素油が発生します。
逆に炭化水素油が発生しない「磁気熱分解装置」は、熱分解ではないと言えます。

炭化水素油処理装置が開発される以前は、大量に出る炭化水素油をポリタンクなどに貯めて、定期的な処分が必要でした。
近くに「木酢液」を欲しがる人がいるので配っていたユーザーもいらっしゃいます。

炭化水素油処理装置の運用

利用に際して、特別なスイッチなどはありません。
基本的は、標準オプション装備として導入されます。

構造的には、炭化水素油の油分と水分が蒸発して、タールだけが残留します。
その、タールを再度MG22Ehに入れて磁気熱分解で処理します。

日常の点検時に、処理装置の中を確認してもらい、炭化水素油がたまり過ぎていないかを確認して下さい。
また、MG22Eh本体とリアクターをつなぐ煙突の清掃時に炭化水素油を集めているパイプの清掃も必要があれば行って下さい。

MG22Eh炭化水素油処理装置まとめ

① 磁気熱分解装置MG22Ehの導入時に必須
② 運用は簡単で時々点検・清掃を行う
③ 炭化水素油(木酢液)をエネルギーに変化するための二次利用を実現できているはMG22Ehだけです。

株式会社アスミテルジャパン

株式会社アスミテルジャパンは、MG22(磁気熱分解装置)の正規1次代理店です。
導入に関してのご質問やご相談、導入効果に関するコンサルティングなどを行っております。