磁気熱分解装置による減容
繊維関係のテストを行いましたが、缶を開ける瞬間と開けた週間に感動と驚きがありました
あらためて、熱分解機の実力を確認できました。
このような缶でテストします。
実は、100円ショップで、唐揚げや天ぷらをした後の油を入れる缶なのです。
ポイントは、大きさと最初から蓋にたくさんの穴が開いているので重宝しています。
缶、満杯に入れていた化学繊維のフィルタは、これくらいの粉になってしまいました。
これは、予想していた結果ではあるのですが、蓋を開けた瞬間、感動します。
灰も真っ白に近い状態で、ほぼカロリーが無い状態でした。
この灰の処分に関して質問を受けることが多いのですが、まず缶に満杯だった繊維からこれくらいの灰しかのこりません。
減容率が分解する物によっては、大きいですね。
そして、この灰は、燃焼ではなく熱分解していますので、有機物は全く残っていません。
つまり、有害な有機物殺虫剤なども、熱分解されてしまいます。
放射能物質に関しては、熱分解できないというテスト結果が出ていますが、有機物であれば全て処理して無害化します。
最後に残る白いパウダーは、弱アルカリ性のセラミックですので、酸性の土壌の中和にご利用いただけますし、心配であればそのまま産業廃棄物として処理してもらえば問題ありません。
元々の容量から、1/100~1/400に減容されていますので、産廃費用も圧縮されます。