MG22に投入した金属やガラスはどうなりますか?
磁気熱分解装置を利用した、有機物処理の運用の中で、完全に無機物を分けれないケースがあります。
石、金属、ガラス、セメントなどが無機物ですが、磁気熱分解装置に投入しても、そのままの形で残渣物となります。
上記の写真は、実験的に電子基板を磁気熱分解した時の物です。
左側が処理前、右側が処理後です。
基盤のベース部分や、回路に使われているプラスティック、ビニールなどは処理され、金属やガラス繊維だけが残っています。
無機物を除けば、大きく減容されていることが確認できます。
基本的には、無機物の投入は行わない方がいいのですが、分けれないケースにおいては、処理後、残渣物として取り除くことで対応できます。