MG22Ehをエネルギー変換器として導入する

磁気熱分解装置=エネルギー変換器
MG22Ehをエネルギー変換器として導入されるお客様が増えています。
どういうことかと言えば・・・
MG22Eh=エネルギー変換器
という事です。
上記の図解は、MG22Ehで有機物を処理した後に、リアクターで排ガスを浄化するのですが、リアクターは排気ガス中の有害物質を850度以上の温度で処理します。
ダイオキシンを含め、有害物質は、850度以上の温度になると無害化されます。
当然、排気ガスの温度も800度近い温度になりますので、「水蒸気発生タンク」で熱交換方式により、排ガスの冷却をするのです。
※熱交換=直接排気ガスを水に通すのではなく、水槽中の管に排ガスを通す方法です。
熱交換により、水槽中の水の温度は、100度以上に温められ水蒸気が発生します。
タンク中に水蒸気が発生(約3.6気圧程度)するため、その水蒸気を利用して図中、左の「水蒸気発電機」を回転させ、発電が行えます。
発電能力は、3.6kw/h
大型のバッテリーに蓄電することにより、停電時利用したり、安定して電気を利用する事が出来ます。
MG22Ehで温水を作る
上記の図は、水蒸気が発生するところまでは上段の説明と同じですが、図中の左に貯水棟が設置してあります。
貯水棟は、200~300ℓの水が入っており、リアクターからの水蒸気で水の温度が常に100度に保たれています。
その貯水棟の中に配管を通し、水道からの水を通す事で熱交換により、水道水を温めるのです。
水道の水量(蛇口をどれくらい開けるか)により、出てくる水の温度を調整します。
水をゆっくり通せば・・・80度
水を速く通せば・・・60度
というような感じです。
温水の利用例としては、養鶏場での卵洗浄に利用する事により、鶏糞の処理と合わせてボイラーコストの削減ができているお客様もいらっします。
また、スクラップ工場では、再利用できるものの洗浄に利用されているケースもあります。
まとめ
「水蒸気発電機」と「貯水棟」は、MG22Ehのオプション製品です。
有機物の処理装置ではなく、エネルギー変換器として導入することにより、ボイラーや他の設備を導入するのと同じように導入可能です。
有機物から、電気や温水を作る!
オプションの検討もよろしくお願いします。